米国家運輸安全委員会(NTSB)によれば、ライアンエアー・ホールディングス傘下の航空会社が運航した便で損傷したエンジンの部品から、鳥の羽毛などの残骸が見つかった。7月に起きたこの事故では、離陸直後に窓が破損し、窓際に座っていた乗客の1人は肩まで窓の外に吸い出された。

ライアンエア傘下のマルタ・エアーが運航し、7月10日にギリシャからドイツへ向かう予定だったボーイング737型機は、エンジン1基のファンブレードが破断したため、出発空港への引き返しを余儀なくされた。破片が機体の一部に衝突し、窓ガラスを割ったほか、機体の胴体部分に穴が開いたとNTSBは予備報告書で明らかにした。

NTSBによると、破損した窓から体を一部外に吸い出された負傷者を、他の乗客は協力して客室内に引き戻した。

NTSBは調査終了まで推定原因について結論を出さないものの、これまでの調査結果は、バードストライクがファンブレード破断の原因となった可能性が高いことを示していると、かつて米連邦航空局(FAA)の事故調査部門で責任者を務めたジェフ・グゼッティ氏は述べた。

NTSBが発見した鳥の残骸は、検査のためワシントンのスミソニアン協会羽毛識別研究所に送られた。

原題:Bird Remains Found in Engine After Ryanair Window Blowout (1)(抜粋)

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