(ブルームバーグ):半導体メーカー大手の米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は13日、同社として過去最大のドル建て社債の発行で47億5000万ドル(約7600億円)を調達した。AIブームに関連した起債の波に加わった。
事情に詳しい関係者によると、AMDは償還期間が3年から10年の4本立てで投資適格級社債を発行。期間が最長の社債の米国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)は、当初の水準から約0.25ポイント縮小し、0.9ポイントとなった。公に話す権限がないとして関係者は匿名を条件に語った。
AMDはAIブームを背景とするコンピューティング能力への需要急増に対応するため、支出を拡大する中で起債した。

AMDは最近、アンソロピックやマイクロソフトなどと、同社製半導体の利用拡大につながる提携を発表した。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によると、今年の売上高は47%増の510億ドル超となる見通し。AMDは対話型AI「Claude」を手がけるアンソロピックとの提携の一環として、同社に最大50億ドルを投資することを約束している。
AMDは届け出資料で、社債発行による調達資金を一般事業目的に充てる予定で、債務返済が含まれる可能性があると説明した。同社は来月、8億7500万ドルの社債の償還を迎える。
6月27日時点でAMDの債務は32億ドルで、現金および短期投資は131億ドルだった。同社の広報担当者は電子メールで「強固な財務基盤の維持に努めている」と説明したが、それ以上は詳述しなかった。
今回の起債を取りまとめた銀行のうち、JPモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)はコメントを控えた。同じく起債に参加したバークレイズとモルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴはコメント要請に応じなかった。
AMDが前回、投資適格級社債市場で起債したのは2025年3月で、15億ドルを調達していた。
原題:AMD Raises $4.75 Billion From Bond Sale as AI Demand Surges (1)(抜粋)
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