(ブルームバーグ):中国のAI新興企業DeepSeek(ディープシーク)は、主力モデル「V4」の利用料を大幅に引き上げる。格安路線をとってきた同社だが、この値上げで料金は競合するAI大手並みの水準となる。
DeepSeekが13日にウェブサイトで発表した新たなピーク時の利用料は、現水準の5倍近くとなる。値上げが16日から実施する。
新たなピーク時の「V4 Flash」料金は、出力で100万トークン当たり1.32ドル。オフピーク時の利用は料金がその半額となる。現行は利用時間にかかわらず、一律で100万トークン当たりの出力を0.28ドルに設定している。
「V4 Pro」の利用料も同様に引き上げられ、ピーク時で3.96ドル、オフピーク時は同様に半額となる。現行の料金は0.87ドルだ。
この値上げでも、競合他社の一部よりはまだ安い。アンソロピックの最新モデル「フェイブル(Fable)5」は出力で100万トークン当たり50ドルに上る。DeepSeekは先週、具体的な新料金には触れなかったものの、値上げを行う予定だと警告していた。
DeepSeekは「より合理的にリソースを配分」するために、料金体系の修正や見直しを行っていると説明。時間帯によって料金が異なるダイナミック・プライシングの採用は、開発者や企業に利用が集中する時間帯を避けてアクセスすることを促す狙いがあるという。
原題:DeepSeek Increases Prices for AI Services by Multiple Times(抜粋)
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