イランはホルムズ海峡の新たな航路を巡り、オマーンとの合意が「非常に近い」と表明した。今週に入り、近く合意が発表されるとの期待が高まっていた。

アラグチ外相は8日、ペルシャ湾を出入りする船舶向けの暫定航路について、交渉が最終段階に近づいていると述べた。一方で、合意に至ってもホルムズ海峡が直ちに再開されるわけではないと警告し、エネルギー供給の正常化は限定的にとどまる可能性を示唆した。

同外相は、6月に署名され、その後に破綻した覚書(MOU)に言及し、「海峡の再開は、イスラマバード合意に対する米国の違反への補償を含む、その他の条件にも左右される」と述べた。

米国とイランの停戦は、ホルムズ海峡の管理権を巡る対立を受け、1カ月足らずで崩壊した。

ホルムズ海峡を巡る合意に米国は加わっていないとイランは主張しており、最終合意に対して米国がどのような対応を取るかは不透明だ。トランプ大統領はここ数カ月、ホルムズ海峡の航行は妨げられることなく再開されなければならないと主張し、海峡の再開が実現しなければイランへの追加攻撃も辞さないと警告している。

米国はイランの港湾に対する封鎖も維持している。トランプ政権は、ホルムズ海峡の商船航行再開に向けたイランとオマーンの合意が発表され次第、イランの港湾に対する海上封鎖措置を解除する方針だと、ロイター通信が米当局者の話として報じた。当局者によると、合意は近く成立する見通しだ。

原題:Iran Says Hormuz Deal Close But That Its Conditions Must Be Met(抜粋)

(マップを加え、更新します)

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