CROSS DIG ACADEMIA 15分間集中講義始まります。
今回のテーマは「ルソーと『社会契約論』」(全4回でお届けします)。
1回目のテーマは「ルソーの基礎」です。
「一人がいい、でも誰かと繋がりたい」
SNSで常につながっているはずなのに、なぜか孤独を感じてしまう。そんな現代人が抱える「繋がり疲れ」や矛盾した感情を、250年以上前に先取りしていた哲学者がいました。それが『社会契約論』の著者、ジャン=ジャック・ルソーです。
他人に合わせず、誰の意思にも隷属したくない。でも、決して孤立したいわけではない。
この大いなる矛盾に大真面目に向き合い、「自分らしくありながら、他者と対等に結びつく社会はどうすれば作れるのか?」を直球ど真ん中で考え抜いたのが名著『社会契約論』でした。
欲望が渦巻く社会で、バラバラな私たちが納得して共存するための究極の問いについて、「自分はルソーが苦手」という政治思想史がご専門の東京大学教授・宇野重規先生と考えます。