ニチレイは22日、サイバー攻撃によるシステム障害で影響を受けていた業務について、今週中に全拠点が通常稼働に移行する予定だと明らかにした。同社の入出庫や冷凍食品の出荷業務で、13日から影響がみられていた。

ニチレイ傘下の企業に物流業務を委託している日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は、22日から全店舗で通常営業を再開したと発表した。システム障害の影響で食材が予定通りに納入されず、販売メニューの制限や営業時間の短縮などの対応を取っていた。

一部店舗で欠品が生じていた「ドン・キホーテ」の運営会社、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、現在は正常化に向かっており、主力商品は問題なく納品されているとした。

今回のサイバー攻撃について、ランサムウエアを使うことで知られるハッカー集団が、ニチレイの一部データを盗んだなどと主張しているとNHKなどが22日に報じた。ニチレイの広報担当者は警察と連携して調査中だとした上で、詳細についてはコメントを控えた。

ニチレイは、被害を受けたサーバーの一部に個人情報が保管されており、対象者には別途通知しているとした。

(3段落目にドン・キホーテ運営会社のコメントを追加します。)

--取材協力:石川英瑠、南部真帆、Gareth Allan.

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