(ブルームバーグ):アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏が率いる宇宙開発企業ブルー・オリジンは、初めて外部から資金を調達する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。競合するスペースXの記録的な新規株式公開(IPO)を受けて高まった投資家の熱気を追い風とする狙いだ。
関係者によると、ブルー・オリジンは企業価値を1300億ドル(約21兆円)と評価する条件で、100億ドルの資金調達を目指している。投資会社コーチュー・マネジメントが40億ドルを出資し、資金調達ラウンドを主導するという。情報が非公開であることを理由に、関係者は匿名を条件に語った。
ブルー・オリジンとコーチューの担当者はいずれもコメントを控えた。資金調達計画については、ニューヨーク・タイムズが先に報じていた。ブルー・オリジンはこれまで、ベゾス氏の資金にほぼ全面的に依存してきた。
今回の資金調達協議は、同社が厳しい局面にある中で進められている。ブルー・オリジンの大型ロケット「ニュー・グレン」は、イーロン・マスク氏率いるスペースXの「ファルコン9」に対抗し、衛星などの打ち上げを担うことを目指している。しかし、打ち上げ実績はまだ数回にとどまり、5月に発生した発射台の爆発事故を受け、現在は運用を一時停止している。
原題:Bezos’ Blue Origin Said to Seek Funds at $130 Billion Valuation(抜粋)
--取材協力:Loren Grush、Sana Pashankar.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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