2日間の日程を終え、閉幕したNATO=北大西洋条約機構の首脳会議。アメリカのトランプ大統領は、ウクライナ側にアメリカ製防空システム「パトリオット」のライセンス生産を認める考えを示しました。加賀記者の報告です。
アメリカ トランプ大統領
「彼ら(ウクライナ)に『パトリオット』を作る権利を与える。その作り方を、私たちは彼らに教えるつもりだ」
ゼレンスキー大統領との会談前に、このように語ったトランプ大統領。ロシアとの戦闘が続くなか、弾道ミサイルを迎撃できる「パトリオット」のウクライナによる生産は、ゼレンスキー氏が以前から強く求めていたものでした。
一方、トランプ氏は「他の加盟国の負担が不十分」などとNATO批判を繰り返してきましたが、ルッテ事務総長は最終日、「加盟国が500億ドル(=約8兆円)の防衛関連契約を締結した」と発表。トランプ氏が求める防衛支出の増額をアピールしました。
トランプ氏に終始、翻弄されたNATO首脳会議。最終的には防衛費の増額によって加盟国が結束を演出した形となりました。
ただ、次回の開催地はアルバニアと発表されているものの、トランプ氏との緊張を避けるため、開催時期は未定とされていて、今後もトランプ氏との関係が大きな課題と言えそうです。
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