きょうの債券市場で、長期金利の代表的指標である10年物国債の利回りは一時、0.505%をつけ、3営業日連続で日銀が上限とする0.5%を上回りました。

市場では、きょうから2日間の日程で開かれる金融政策決定会合で日銀が再度の金融緩和の修正を迫られるのではないかという思惑から国債が売られ、長期金利への上昇圧力が続いています。

日銀はきのうまでに、1か月として最多の17兆円を超える国債買い入れを余儀なくされていて、金利を抑えたい日銀と投機筋との攻防が続いています。