(ブルームバーグ):中東の産油国は、イラン戦争中に積み上がった原油在庫の売却に躍起になっているが、ガソリンとディーゼルの在庫は、輸送を巡る懸念を背景に逼迫(ひっぱく)した状態が続いている。フランスのエネルギー大手トタルエナジーズのパトリック・プヤンヌ最高経営責任者(CEO)が述べた。
同CEOはフランス南部エクサンプロバンスで開かれた経済会議「ランコントル・エコノミック」で、ガソリンとディーゼルはなお、原油価格が1バレル=95-100ドルの水準にあるかのように取引されていると指摘した。市場の需給が再び均衡するには3-4カ月かかるとの見方も示した。北海ブレント原油は4日、1バレル=72ドル前後で取引された。週明け6日のアジア時間午前の取引では72ドルを下回った。
「中東の産油国は非常に大きな在庫を積み上げており、今や原油の売却に必死だ」と発言。「同時に、多くの船主がなおリスクを取ろうとしないため、ホルムズ海峡を通じたタンカー輸送には困難がある。その結果、産油国は原油を大幅に値引きしており、原油価格は急落している」と述べた。
「封鎖の影響は結局のところ、かなり複雑だ。現在、やや予想外で目を引く動きが起きている」と語った。
原題:Total CEO Sees Mideast Producers Desperate to Sell Oil Stocks(抜粋)
--取材協力:William Horobin.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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