NTTドコモは先月17日と20日に発生し、延べおよそ311万人に影響した通信障害について総務省に事故報告書を提出しました。

NTTドコモで先月17日に発生した通信障害では、およそ5時間にわたって西日本地域のおよそ242万人にデータ通信を利用しづらいなどの影響が及びました。また先月20日にも通信障害が発生し、2時間以上にわたって西日本地域のおよそ69万人に影響が出ました。

これらについて、NTTドコモはきょう、総務省に原因や再発防止策などをまとめた事故報告書を提出しました。

先月17日の通信障害では通信機器のハードウェアの故障がきっかけで、先月20日の通信障害では間違った作業手順書で設備工事を行ったことが原因だとしています。

一連の通信障害をめぐっては総務省が今月10日にNTTドコモの関連施設への立入検査を行なっていました。