イランは米海軍による港湾封鎖が解除されたことを受け、カーグ島の原油輸出ターミナルからの積み込みを約6週間ぶりに再開した。

ブルームバーグが集計した船舶追跡データによると、約200万バレルの原油を積載できる超大型原油タンカー(VLCC)が3隻、カーグ島西側のシー・アイランド・ターミナルに接岸している。米国との暫定合意によって供給網が再開されたことを受け、イランが原油数百万バレル規模の積み込みと輸出を進めていることを示す新たな兆候となった。

欧州連合(EU)の衛星Sentinel-2が20日朝に撮影した画像では、このうち2隻が既に接岸しており、3隻目が桟橋に接近している様子が確認できる。一方、衛星Sentinel-1が19日に撮影した同様の画像では、桟橋に船の姿はなかった。5月6日以降の44日間のうち27日分の衛星画像によれば、カーグ島の桟橋2基のいずれかに接岸していたVLCCはわずか1隻しか確認されなかった。

これと関連して、数週間前からカーグ島沖に停泊していた一部タンカーが、ホルムズ海峡方面へ移動し始めている。これらのVLCCはここ数日、カーグ島を離れたとみられた後、ペルシャ湾南部のラワン島に接近している。カーグ島東方には大小さまざまなタンカーが少なくとも20隻停泊しており、イランは湾外へ出荷可能な原油をさらに大量に保有している可能性が高い。

原題:Iran Resumes Kharg Island Oil Loadings After US Blockade Lifted(抜粋)

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