(ブルームバーグ):光ファイバーケーブル大手のフジクラ株は19日、前日比700円と制限値幅いっぱいのストップ高水準で買い気配となっている。今期(2027年3月期)営業益計画の上方修正が好感された。
通期営業利益見通しを従来予想比47%増の3100億円に見直した。当初計画では想定していなかった光コンポーネント製品に関するプロジェクトの受注があったほか、値上げや水素不足影響の緩和も寄与した。
同社株は人工知能(AI)データセンター向け需要拡大への期待で買われていたが、5月の決算発表や中期経営計画を受けて成長鈍化への懸念が浮上。5月13日の年初来高値から足元では約4割下がっていた。
SMBC日興証券の山口敦アナリストらは18日付のメモで、一過性の受注増が今回の業績予想増額の背景だが、水素不足などの懸念材料は払しょくされたと評価した。過度に保守的なガイダンスを出す姿勢については改善を求めた。
ジェフリーズ証券アナリストのカルロス·フルヤ氏らは、水素不足の緩和を重要な転換点と捉え、業績の重しとなっていた供給ボトルネックの懸念は実質的に解消されたとの見方を示した。懸念解消に加え需要の強さなどから収益の上方修正が期待できるとも述べた
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.