コンゴ民主共和国でエボラ出血熱の感染者数が500人を超えた。紛争の続く同国東部では、接触者の追跡や患者の治療継続に保健当局が苦慮している。

コンゴの国立公衆衛生研究所が7日に公表した報告書によると、6日時点の感染者は515人、死者は91人となった。過去24時間では新たに27人の感染と4人の死亡が確認されており、いずれも流行の中心地であるイトゥリ州で確認された。

当局は117件の疑い例も調査している。試薬不足のため感染確認作業に遅れが生じており、北キブ州では193件の検体が分析待ちだ。隣国ウガンダでは感染者数が19人に達し、うち2人が死亡した。

コンゴ東部3州で24を超える保健区域に広がる今回のエボラ流行は、近年で最も対応が難しい事例の一つとなっている。武力衝突や大規模な住民避難に加え、医療物資の不足や資金不足が封じ込めを妨げている。

地域住民の抵抗も大きな障害となっている。政府報告によると、4日以降、感染の疑いのある人や感染が確認された患者少なくとも30人が、治療施設や隔離施設から逃走した。栄養支援を含む医療サービスが不十分なことが主な不満として挙げられている。

当局は接触者の追跡にも苦戦している。全国で特定された接触者のうち追跡できているのは半数程度にとどまり、感染の連鎖を断ち切る上で必要とされる95%の目標を大きく下回っている。イトゥリ州では43%まで低下した。

原題:Ebola Cases Top 500 in Congo as Patient Escapes Add to Troubles(抜粋)

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