(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)のナンバー2であるダン・カッツ筆頭副専務理事は6日、日本経済の回復を背景に、日本銀行には金融政策の正常化を進める余地があるとの見方を示した。
南アフリカ・ケープタウンでブルームバーグテレビのインタビューに応じた。
日本は「極めて重要な長期的変革」の途上にあり、安倍晋三元首相の下で始まった構造改革がようやく実り始めているとの認識を表明。「日銀は約30年続いた超低金利体制から脱却し、金融政策の正常化を進めている」と語った。
昨年IMF入りする前は米財務省で首席補佐官を務めた同氏は、「日銀は、責務を果たすために必要なことを行うと考えている。その責務とは、インフレ目標を達成すると同時に、経済成長を支えることだ」と述べた。
円を支えるために日銀は何をすべきかとの質問に対しては、「インフレ率はなお目標をやや上回っている。そのため、政策正常化は引き続き進むと予想している」と答えた。
米国は先週、日本と15年ぶりとなる協調介入を実施した。
ベッセント米財務長官は、必要であれば米政府は追加措置をためらわないと市場参加者に警告。また、介入は円の「大幅な過小評価」への対応策の一部にすぎないとの認識を示した。
円は対ドルで8月3日に付けた高値から約1.3%下落し、ニューヨーク時間6日午後0時過ぎ時点で、1ドル=158円半ばで取引されている。
原題:IMF’s Katz Sees Bank of Japan Continuing to Normalize Policy(抜粋)
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