(ブルームバーグ):欧州では今年、猛暑により2万5000人超が死亡したことが、ブルームバーグの集計した最新データで分かった。
ドイツのロベルト・コッホ研究所によると、同国では4月以降、暑さに関連する超過死亡者数は推計1万1900人と、欧州で最多となった。スペインやフランス、英国、スイス、オランダの政府機関・研究機関のデータを合わせると、暑さが原因または一因となった死亡者数は欧州全体で2万5000人を超えた。
世界で最も温暖化が進む地域の一つである欧州では、熱波の発生頻度と強度が高まっており、各国の保健当局は繰り返し警戒を呼びかけている。西欧は今夏、4度の熱波に見舞われ、気温が過去最高を更新したほか、経済活動も打撃を受けた。
来週には再び暑さが強まる見通しで、ロンドンでは12日までに最高気温が34度、パリでは38度に達すると予想されている。

昼夜を問わず気温や湿度が高い状態は、健康状態が脆弱な人に大きな負担となる。猛暑はめまいや吐き気、けいれんを引き起こし、熱中症や死亡につながる恐れがある。
暑さによる超過死亡は、一定期間の死亡者数を過去数年間の平均と比較して推計する。政府機関や研究機関が公表するデータにはタイムラグがあるため、8月上旬に始まった直近の熱波の影響は、まだ反映されていない。
原題:Heat Deaths Top 25,000 in Europe as Scorching Weather Persists(抜粋)
--取材協力:Laura Millan.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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