JPモルガン・チェースは、野村ホールディングスで人工知能(AI)戦略国際責任者を務めたタヒル・ザファル氏は採用する。JPモルガンは生産性改善に向け、AI専門家の採用を強化している。

非公開情報を理由に事情に詳しい複数の関係者が匿名で語ったところでは、2023年後半に野村に入社し、シンガポールを拠点とするザファル氏は、ガーデニングリーブ(有給の待機期間)を終えた後、JPモルガンで7月ごろに勤務を開始する見込みだ。ザファル氏のリンクトインのプロフィルによると、25年3月に現在の役職に昇格した。

関係者によれば、ザファル氏はアジア太平洋データ&アナリティクス最高責任者ディープ・トーマス氏が率いるチームの一員になる。トーマス氏自身も4年の勤務を経て、25年8月に野村から移籍してきたという。

JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は先月、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、AIの導入が加速する状況で、AI専門家の採用を今後増やし、従来型バンカーの採用を減らす可能性が高いと発言した。

JPモルガンと野村の広報担当者はコメントを控えた。ザファル氏にもコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

原題:JPMorgan Hiring Nomura’s International AI Strategy Chief(抜粋)

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