サウジアラビアは、アジアの顧客向けに出荷する7月積み主要原油グレードの価格を2カ月連続で引き下げることを決めた。

ブルームバーグが内容を確認した価格表によれば、サウジの国営石油会社サウジアラムコは、アジア向けアラビアン・ライトの原油公式販売価格(OSP)について、中東産原油の指標価格をバレル当たり9.5ドル上回る水準に設定した。同6ドルの引き下げとなる。

ブルームバーグが調査した精製業者やトレーダーはバレル当たり5ドルの引き下げを予想していたが、これを上回る下げ幅となった。

サウジとロシアが主導し、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は7日の会合で、7月の生産目標を日量18万8000バレル引き上げることを決定した。

イラン戦争に伴うホルムズ海峡の実質的封鎖が続く状況で、供給拡大は象徴的な意味合いが強い。OPECプラスは、事態が収拾されれば、加盟国の市場への原油供給を制限しない意向を示している。

原題:Saudis Cut July Oil Prices to Asia, Though Still at Decades High(抜粋)

(OPECプラスの供給拡大決定を追加して更新します)

--取材協力:Rong Wei Neo、Alfred Cang、Sarah Chen.

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