予測市場の仕組み:ギャンブルか、デリバティブか
予測市場側は、これをギャンブルではなく「デリバティブ(金融派生商品)取引の一種」と位置づけています。
小麦先物のように実社会に有益な機能を持つという主張です。実際にカルシなどは米商品先物取引委員会(CFTC)の規制下にあります。
取引は「はい」か「いいえ」の二択で、1株1〜99セントの価格が需要に基づき決定されます。
スポーツ賭博と違い胴元が存在せず、ユーザー同士が取引するため、参加者が負けても運営側は儲かりません。
サイト側は買い手と売り手を仲介し、取引手数料を得る仕組みです。そのため、取引成立には反対の結果に賭ける十分な相手が必要となります。

2024年大統領選でトランプ氏の勝利を予測
政治も人気の対象です。2024年のアメリカ大統領選では、世論調査がトランプ氏とハリス氏を「互角」とする中、予測市場はより正確にトランプ氏の勝利を予測し、その評価を高めました。

トランプ氏の息子であるトランプ・ジュニア氏は両社の顧問や投資家を務めており、トランプ氏のメディア企業も独自の予測市場「トゥルース・プレディクト」を発表しました。
バイデン政権下では規制の動きもありましたが、トランプ政権下では業界の合法化へ向けた強力な後押しへと風向きが変わっています。