(ブルームバーグ):2025年から28年に生まれた子どもに、米政府が1000ドル(約15万9600円)を拠出する投資口座制度「トランプ口座」を巡り、ベッセント財務長官は27日、親が子どもの口座を管理できるアプリを28日に公開すると明らかにした。同制度は7月4日に開始される予定。
ベッセント氏はホワイトハウスの閣議で、「アメリカンドリームを親と子どもの手のひらに届けることになる」と述べた。また、税制優遇のあるこの口座には「約600万人」の子どもが登録済みだと説明した。
口座の管理は株式取引アプリを運営する米ロビンフッド・マーケッツと米銀大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)が担う。
米財務省は4月、BNYメロンが当初の口座管理と制度向けアプリの開発支援を担当し、ロビンフッドが証券業務と当初の受託機関を務めると発表していた。
この制度の下で、25年初めから2028年末までに生まれた子どもを対象に、連邦政府が口座に1000ドルを拠出。資金は引き出されるまで課税が繰り延べられた形で運用される。同期間外に生まれた子どもについても親が口座を開設することは可能だが、政府からの拠出金は受け取れない。
親やその勤務先企業、そのほかの支援者が口座に資金を追加できる。子どもが18歳になるまで引き出しは制限される。18歳以降は教育費や出産・養子縁組費用、初めての住宅購入時の頭金以外の目的で引き出した場合に罰則が科されるなど、個人退職勘定(IRA)に類似した仕組みで運用される。
ベッセント氏はこのほか、イランとの戦争によるインフレは「一過性」との見方も示し、紛争終結後には物価は戦前の水準に戻るだろうと話した。
原題:Trump Accounts App Will Be Available Thursday, Bessent Says(抜粋)
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