(ブルームバーグ):英石油大手BPは26日、アルバート・マニフォールド会長を即時解任したと発表した。ガバナンス上の重大な懸念が理由という。
BPの上級社外取締役を務めるアマンダ・ブラン氏は、同社ウェブサイトに掲載した声明で、「取締役会は、容認できないガバナンス上の問題や不適切な行動を把握し、驚きと失望を感じている。これを受け、断固たる措置を講じた」と述べた。声明では、詳細には触れなかった。
マニフォールド氏の突然の失脚により、BPで続く深刻な経営混乱はさらに長引くことになる。BPは長年の業績低迷から立て直しを図る局面にあった。マニフォールド氏は、マリー・オーキンクロス前最高経営責任者(CEO)の退任と、後任としてメグ・オニール氏を起用する人事で重要な役割を果たしていた。
マニフォールド氏は建設資材業界の元経営幹部で、昨年後半にBPへ加わった。不振のグリーン投資の巻き戻しと化石燃料分野への投資拡大をより迅速に進める経営改革を推進。投資家の信頼回復に向けて断固とした施策を打ち出してきたことで、複数の主要投資家の間でおおむね高い評価を得ていた。
会長解任の報道を受けて、BP株は一時、9%余り下げる場面もあった。
原題:BP Fires Board Chair on Governance Concerns Only Months Into Job(抜粋)
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