(ブルームバーグ):22日の東京株式市場では川崎重工業株が一時前日比12%高の3173円と大幅続伸した。同社はロボットを人工知能(AI)で制御するフィジカルAIで米エヌビディアなどと協業する。
川崎重工は医療やモビリティー分野などでエヌビディアと協業を進める。21日には米カリフォルニア州サンノゼ市に共同開発拠点も開設し、米アナログ・デバイセズ(ADI)、米マイクロソフト、富士通とも協業する。川崎重工の広報担当者がブルームバーグニュースの電話取材に対し明らかにした。協業については、日本経済新聞が先に報じていた。
広報担当者によると、協業は4脚ロボット「コルレオ」を対象に進め、いずれは他の領域に広げていく考え。
フィジカルAIを巡っては、日本企業と米ハイテク大手の協業が相次いでいる。ファナックはエヌビディアや米アルファベット傘下のグーグルと協業。 日立製作所は米アンソロピックと戦略的協業を開始している。
モルガン・スタンレーMUFG証券の北浦岳志氏らは、協業により川崎重工の「AIロボット開発の取り組みが加速する可能性がある」とリポートで指摘。2027年3月期には、ロボット関連支出を含む新規事業投資費用を中心に前年比で約100億円のコスト増を計画に織り込んでおり、AI導入に対して積極的な姿勢を示していると記した。
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