(ブルームバーグ):米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、好調な4-6月期(第2四半期)業績見通しを明らかにした。人工知能(AI)関連支出の急増という追い風が際立つ結果となった。
第2四半期売上高は112億ドル(約1兆7700億円)を中心に、上下3億ドルのレンジを予想していると、AMDは5日に文書で明らかにした。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均、105億ドルを上回る。
同社の業績見通しからは、AI関連に巨額を投じる大口顧客からの受注獲得がうかがえる。AIプロセッサー市場では、依然エヌビディアが支配的な立場を維持しているが、データセンター顧客はそれに代わる発注先を求める傾向を強めており、これがAMDの業績を押し上げるトレンドとなっている。
AMDは米株式市場の引け後に決算を発表した。株価は時間外取引で一時7.1%上昇した。通常取引は335.26ドルで引け、年初から66%の値上がり。
1-3月期(第1四半期)の売上高は38%増加の103億ドル。一部項目を除いた利益は1株当たり1.37ドルだった。アナリストらは売上高98億9000万ドル、1株当たり利益1.28ドルを予想していた。
同社のデータセンター事業では、売上高が57%増えて58億ドル。アナリストらの予想平均は56億1000万ドルだった。パソコン関連の売上高は23%増えて、36億ドルだった。
リサ・スー最高経営責任者(CEO)は「今後に目を向けると、サーバー需要に応えるべく供給を拡大していくため、同部門の成長は顕著に加速する見通しだ」と発表文書で述べた。「第1四半期の好調は際立っている。AIインフラ関連の需要が加速して伸びていることに支えられた。データセンターは今や、当社の業績を成長させる主な原動力になっている」と述べた。
原題:AMD Gives Upbeat Forecast After AI Data Center Demand Surges (1)(抜粋)
(決算の詳細と最高経営責任者(CEO)のコメントを加えます)
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