スペイン保健省は、ハンタウイルスの集団感染の疑いが出ているクルーズ船をカナリア諸島で受け入れる方針を示しました。
スペイン保健省は5日、呼吸器疾患や腎機能障害などを起こす「ハンタウイルス」の集団感染の疑いが出ているクルーズ船、「MVホンディウス号」をカナリア諸島で受け入れると発表しました。
到着後に医療チームが乗客と乗員に対し、適切な検査と治療を行ったうえで、各国への帰国手続きを進めるということです。
大西洋を航行していたクルーズ船は現在、アフリカ西部の島国カーボベルデ沖に停泊中ですが、WHO=世界保健機関はカーボベルデでは受け入れが難しいと説明していました。
スペイン保健省は「カナリア諸島が最も近く、必要な医療体制を備えた場所だ」としたうえで、「クルーズ船の人々を支援する道義的および法的義務がある」とコメントしています。
こうした中、カーボベルデ保健省は5日、ハンタウイルスの症状が確認されたクルーズ船の乗客3人を医療用の航空機で搬送すると発表しました。
搬送が完了し次第、「クルーズ船は航行を再開する見通しだ」としています。
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