(ブルームバーグ):27日朝の外国為替市場の円相場は対ドルで159円台半ばで推移。米国とイランの停戦交渉が停滞する中、今週予定されている日本銀行と米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定会合に注目が集まり、様子見ムードが強まりそうだ。債券も狭いレンジでの動きが見込まれる。
トランプ米大統領は25日、イランとの和平協議再開に向けた特使の派遣を中止した。一方、イランは脅しが続く限り交渉には入らない姿勢を示した。
みずほ銀行国際為替部の長谷川久悟マーケット・エコノミストは電話取材で、米特使派遣の中止にドル・円は「そんなに反応していない」とした上で、資源価格の高止まりが続いていることから、ドルは高値をうかがう可能性があると言う。
中東情勢に動きがなければ、明日行われる日銀の植田和男総裁の会見待ちになるとみる。「金利据え置きは織り込まれており、市場が想定している年内2回の利上げを上回るタカ派コメントがあるのかを注目している」と語った。
債券
債券相場は中銀の金融政策決定を控えて方向感を欠くとみられる。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、イランと米国の停戦への期待が一転し「売り圧力になる」と指摘する。良い材料と悪い材料が拮抗(きっこう)しており、相場は横ばいになると見込む。
先物の夜間取引で中心限月6月物は24日の日中取引終値比8銭高の130円08銭で終えた。鶴田氏の先物の予想レンジは129円85銭-130円15銭、新発10年債利回りは2.42-2.45%(24日は2.435%で終了)。24日の米10年国債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い4.3%程度で引けた。
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