中国のDeepSeek(ディープシーク)は、AIエージェントの開発を支援する新チームの公式SNSアカウントを開設し、新チームの求人情報を掲載した。同チームは、アンソロピックの「Claude Code(クロード・コード)」のようなサービスに対抗できるAIエージェントの開発支援に注力する。

同社は、テンセント・ホールディングス(騰訊)が運営する中国のスーパーアプリ「微信(ウィーチャット)」に「DeepSeek Harness Team(ディープシーク・ハーネス・チーム)」のアカウントを開設した。このアカウントは北京に拠点を置く法人に属し、テンセントの認証も受けている。中国の企業情報データベース「Qichacha(企査査)」によると、同法人はディープシークの傘下にある。

「ハーネス」は、大規模言語モデル(LLM)を取り巻くソフトウエアの基盤を指し、AIエージェントがより複雑なタスクを処理できるようにする。アンソロピックなどの開発企業は、コーディングをはじめとする業務をより効率化できるよう、ハーネスを設計している。

ディープシークはハーネスチームで複数の職種を募集している。ある求人情報では、自社モデルを最先端のAIエージェント製品に発展させることを目指していると説明。これとは別に、微信の公式社内チャットチャンネルでの発表によると、同社は12日遅く、主力モデル「V4 Pro」を更新し、AIエージェント機能を強化した。

より高度で低価格のAIツール開発を巡り、中国勢と米国勢は、激しい競争を繰り広げている。米OpenAIの対話型AI「ChatGPT」が世界的なAI開発競争のきっかけとなったが、その後、多くの企業は、専門業務の自動化を支えるAIエージェントという収益性の高い新市場に一段と注力している。

通常の営業時間終了後にディープシークにコメントを求めたが、回答はなかった。界面新聞など複数の中国メディアは12日、同社が微信に新たなアカウントを開設したと報じていた。

原題:DeepSeek Publicizes Efforts to Challenge Anthropic’s Claude Code(抜粋)

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