呼吸器疾患向けの吸入治療薬を開発するバイオ医薬品企業アバリン・ファーマは、米国での新規株式公開(IPO)を申請した。

8日の米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、同社は肺線維症の治療薬開発に重点を置いている。同疾患の生存期間中央値は3-5年とされる。

提出書類によれば、肥満症薬大手ノボノルディスクの親会社で、持ち株・投資会社のノボ・ホールディングスもアバリンに出資しており、IPO前時点で約13%を保有している。

IPOの主幹事はモルガン・スタンレーとジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ、エバーコア、グッゲンハイム・セキュリティーズが務める。上場先はナスダック・グローバル・マーケットで、ティッカーシンボルは「AVLN」となる予定。

アバリンは昨年7月、スブレッタ・キャピタル・マネジメントとSR Oneが主導する資金調達で1億ドル(現行レートで約159億円)を調達。当時の発表文によると、需要超過となる人気のラウンドだった。

提出書類の説明では、同社の「AP01」は特発性肺線維症(IPF)患者を対象とした臨床試験を完了しており、現在はIPFおよび進行性肺線維症患者を対象とした非盲検の延長試験を実施中だ。「AP02」はIPF治療を目的とした第2相臨床試験の段階にある。

同社の2025年の損益は8520万ドルの純損失で、前年の4970万ドルの赤字から拡大したことが提出書類で示された。

原題:Novo-Backed Respiratory Drugmaker Avalyn Pharma Files for US IPO(抜粋)

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