(ブルームバーグ):ジーンズブランド「リーバイス」で知られる米衣料品メーカー、リーバイ・ストラウスは、好調な四半期決算を受けて通期の業績見通しを引き上げた。自社の実店舗やウェブサイトに顧客を誘導する戦略が奏功し、全地域で需要が堅調だった。
2025年12月-26年2月(第1四半期)の売上高は17億ドル(約2700億円)と、アナリストの予想平均を上回った。一部項目を除いた1株当たり利益も予想を上回る数字だった。
同社株は時間外取引で上昇し、米東部時間7日午後5時11分時点で5.4%高を付けた。年初からこの日の通常取引終値までは約5%下落した。
最高経営責任者(CEO)のミシェル・ガス氏は、同社顧客による購買は引き続き堅調だとインタビューで述べた。
ガス氏は、トップスの拡充や新たなジーンズスタイルの導入を進める一方、実店舗とウェブサイトを軸とする戦略を強化している。これらのチャンネルは現在、売り上げの半分以上を占めており、米小売市場全体が減速する中でも成果を上げているようだ。

これとは別に、最高財務・成長責任者(CFO兼CGO)のハーミット・シン氏の退任を発表した。シン氏は10年以上にわたりCFOを務め、19年の株式再上場を主導した。後任が決まるまでシン氏は職にとどまる。
同社は通期の売上高について、為替変動や資産の買収・売却などを除いたベースも含め、見通しを引き上げた。調整後1株当たり利益予想も上方修正した。シン氏はインタビューで、多くの消費関連企業が中国市場で苦戦する中、同社の業績は今四半期「ポジティブ」であり、以前の低迷から回復したと述べた。
ブルームバーグ・インテリジェンスのシニアアナリスト、メアリー・ロス・ギルバート氏は、「リーバイは投資家の期待をうまく管理している。われわれは上振れと見通し引き上げは予想していた。女性向けが成長をけん引している」と述べた。
カルバン・クラインと同様に、リーバイは、ドラマ「ラブストーリー ジョン&キャロリン」の人気で1990年代スタイルが再注目されていることで恩恵を受けている。キャロリン・ベセット・ケネディ氏が愛用した「517」ジーンズは、同四半期に25%の伸びを記録したとガス氏は付け加えた。
原題:Levi Boosts Outlook as Direct-to-Consumer Strategy Pays Off (1)(抜粋)
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