米フィンテック企業チャイム・ファイナンシャルの顧客が3月に支出した燃料費は前月比25%増加した。米国のイラン攻撃に伴う原油価格の上昇が響いた。同社は銀行免許を持たず、提携銀行を通じて金融サービスを提供するネオバンク大手。

クリス・ブリット最高経営責任者(CEO)はブルームバーグのインタビューで、米国の消費は依然として底堅く、支出や貯蓄の割合は一定の水準を維持しているものの、燃料費が急騰していると指摘。2月から3月にかけて燃料支出が「予想通り、かなり大きく増加した」とし、「消費者が強い負担を実感している部分だ」と説明した。

一方で、燃料費を除く食料品や携帯電話料金などの消費支出は、総じて安定して推移していると述べた。

トランプ米大統領は、2月末に開始した対イラン攻撃の正当性について国民の理解を得ようとしており、2022年以降で初めて1ガロン=4ドルを超えたガソリン価格の上昇は一時的との認識を示した。もっとも、トランプ氏の国民向け演説で、戦争の早期終結への期待が後退したことを受け、ブレント原油先物は上昇した。

原題:Chime CEO Sees Consumers’ Fuel Spending Rise 25% Amid Iran War(抜粋)

--取材協力:Tim Stenovec.

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