米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、エネルギー価格上昇に伴うインフレと雇用へのリスクは「均衡している」と述べ、金利を据え置くことを支持する考えを示した。

ウィリアムズ氏は2日、FOXビジネスとのインタビューで、「昨年講じた措置と現在の状況を踏まえると、金融政策はこれらのリスクの均衡を維持する上で適切な位置にある。まさにそれがわれわれのすべきことだ」と語った。

Photographer:David Dee Delgado/Bloomberg

先月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で政策金利を据え置いた米金融当局者らは現在、エネルギー価格の急騰がインフレと成長の双方に与える影響の見極めに苦慮している。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は3月30日、イラン戦争が経済に及ぼす影響を評価する上で、金融政策は良い位置にあるとの認識を示していた。

ウィリアムズ氏はまた、一部の投資家が早期の資金引き出しを求めているプライベートクレジット(ノンバンク融資)について、損失が発生しているものの、システミックリスクは見当たらないとの認識を示した。その主因は原資産となるローンの価格調整にあると説明した。

同氏は「現時点で金融システムに対するシステミックリスクとは見ていない」と述べ、銀行のエクスポージャーについて当局は「注意深く監視している」と付け加えた。

プライベートクレジットの一部ファンドが大き過ぎてつぶせない存在に当たるか問われると、「まったくそうではない」と答えた。

原題:Fed’s Williams Sees Risks to Inflation, Employment Balanced (1)(抜粋)

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