(ブルームバーグ):ソフトウエア最大手の米マイクロソフトは、ウォール街からのフィードバックを受けて人工知能(AI)の販売戦略を転換し、AIアシスタント「Copilot」をソフトウエアの一部として無料提供するのではなく、有料販売に重点を置くようになった。
事情に詳しい関係者によると、同社の商業部門最高経営責任者(CEO)であるジャドソン・アルソフ氏は、2日の社内会議で、1-3月期のCopilot販売が「かなり大胆で野心的な目標」を実質的に達成したと述べた。
同社は1月、職場向け主力AIツールであるCopilotについて、有料で利用している顧客は全体の約3%にとどまると明らかにしていた。この発表は、より多くの顧客が対価を支払うと期待していた一部投資家の失望を招いた。
マイクロソフト株は2日の米市場で、ブルームバーグの報道を受けて上昇し、約1%高で引けた。年初から前日終値までに24%下げ、S&P500種株価指数より大きく劣っている。
昨年末の時点で同社は、「Office」ソフトウエアの既存ユーザーを対象とした無料利用の拡大と有料販売の両面に注力していた。現在はアナリストからの指摘を受け、法人顧客に有料利用を促すことに焦点を絞っていると、アルソフ氏は社内会議で述べた。
マイクロソフトはコメントを控えた。同社の会計四半期は今週終了した。

原題:Microsoft Hit ‘Audacious’ Copilot Goals After Analyst Input (1)(抜粋)
--取材協力:Matt Day.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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