「買い手がついていない船はゼロ」ロシア産原油の輸入増に舵切ったインド

インドは、中東以外の産油国からの調達にも舵を切った。その相手がロシアだ。

アメリカはウクライナ侵攻を理由に、ロシア産の原油などの購入を禁止する制裁を課していた。しかし、原油価格の抑制を図るために緩和した。

イギリスの船舶調査会社のチーフエコノミストは「これに即座に反応したのがインドだった」と指摘する。

船舶調査会社「VORTEXA」 ウェック チーフエコノミスト
「インドが突然、ロシア産の原油を積んで停泊していたタンカーに強い関心を示しました。(インドはロシアから)2月は1日あたり100万バレルしか輸入していなかったが、3月に入って1日あたり200万バレル近くまで回復している」

ここ数年、制裁の影響からロシア産の原油を積んだタンカーの多くは、買い手がつかない状態で、シンガポールなどの沖合に停泊していたという。

しかし今、このタンカーは…

船舶調査会社「VORTEXA」 ウェック チーフエコノミスト
「現在、ロシア産の原油を積んだ船が買い手を探して停泊するような状況は、世界中のどこにもありません。全てに買い手がついています」 

ロシアからの原油輸入に向け動き出したのは、インドだけではない。