なぜ? ホルムズ海峡を通過したインドのタンカー

世界がエネルギー確保に奔走する中、ホルムズ海峡を巡って独自の戦略をとった国がある。それがインドだ。

ホルムズ海峡を通過したインドのタンカーから撮影したとされる映像には、護衛するインド海軍とみられる艦艇の姿も見える。

船舶の位置をリアルタイムで表示する「マリントラフィック」で番組が調べたところ、26日までの1週間で、ペルシャ湾からホルムズ海峡を通過した船は、少なくとも17隻。そのうち5隻はインド行きとされていた。

実際にインドに到着したタンカーが積んでいたのは、石油から精製されるLPガスだ。

インドでは、飲食店や家庭での調理用火力としてLPガスが欠かせない。その多くがホルムズ海峡を通って輸入されているため、イラン攻撃後は供給が滞っていた。

飲食店
「数日前からガスが手に入らなくなった。ガスがないと何も調理できないので、店を閉めた」

14億人という世界一の人口を抱えるインド。

LPガス不足への不満が高まる中、重要な州議会選挙も控えていて、エネルギー問題は政権へのダメージにも繋がる。