公務員の平均受給額は、都市・会社員の約1.7倍、都市・農村住民の約28.5倍

①公務員、②都市・会社員、③都市・農村住民について、それぞれの平均受給額(月額)を算出し、示した。

これによると、2023年時点で公務員の平均受給額(月額)は6,350元(約126,000円)と最も高い。

これに対し、都市の会社員の平均受給額は3,743元(約74,000円)で、公務員の水準を大きく下回っている。さらに、都市・農村住民の場合は、223元(約4,400円)にとどまっている。

2023年の都市の会社員の平均賃金(月額)が5,695元(約113,000円)であることを踏まえると、退職した都市の会社員は現役時の平均賃金の約65.7%に相当する年金を受給している計算になる。

一方、公務員の平均受給額は都市・会社員の平均賃金を上回る水準となっている。

また、制度間の格差を見ると、公務員の平均受給額は都市・会社員の約1.7倍、都市・農村住民の約28.5倍に達している。

こうした格差は中国の公的年金制度における大きな特徴の一つであり、近年はその差がさらに拡大する傾向もみられる。