(ブルームバーグ):イランは最高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ事務局長の死亡を確認した。
イランのタスニム通信が報じたSNSCの17日発表の声明によれば、ラリジャニ氏は息子とともに死亡。当時の状況に関する詳細は示されていない。
イスラエルは、16日深夜から17日未明にかけての作戦で、ラリジャニ氏が死亡したと発表していた。
ラリジャニ氏の死亡により、イランは戦争初日の2月28日に殺害された最高指導者ハメネイ師(当時)に続いて最高位クラスの要人を失ったことになる。同氏の殺害は、イランに残る指導部や、戦争終結に向けた何らかの交渉合意の見通しを巡る疑問を一段と強める可能性が高い。
穏健保守派とされるラリジャニ氏の死亡により、現在はガリバフ国会議長や革命防衛隊(IRGC)の残る幹部といった強硬派がイランの主導権を握る形となる。また、同国で最も重要なSNSCのトップが空席となり、国家運営と戦争遂行を担ってきた指導体制に大きな打撃となる。
原題:Iran Confirms Death of Security Chief Larijani: Tasnim、Iran Confirms Security Chief Larijani Killed in Israeli Strike(抜粋)
(情報を追加して更新します)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.