米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、イラン情勢の行方を見極める中で、金利は適切な水準にあるとの認識を示した。

同総裁はカリフォルニア州バークレーでのイベントで、「現時点で政策は非常に良好な位置にある。やや引き締め的ではあるが、労働市場が弱まるほど景気を抑制しているわけではない」と述べた。

さらに「今年はこのまま据え置くことも可能であり、それはインフレ抑制にとって適切な引き締めとなる」と語った。

デーリー総裁は「わたしの基本シナリオではないが、インフレが本格的に加速するような事態になれば、金融政策を引き締め方向に調整する必要がある。一方で、労働市場が弱まったり、この紛争が早期に終結してインフレが再び低下し始めたりすれば、政策を調整する可能性がある」と述べた。

「通常、石油ショックはインフレと成長の双方に影響を及ぼすと考えられるが、米国はそれほどエネルギー依存度が高くないため、成長への影響は比較的小さく、インフレへの影響の方が大きい可能性が高い」と指摘した。

原題:Daly: Leaving Rates Unchanged Would Still Restrain Inflation(抜粋)

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