(ブルームバーグ):トランプ米大統領は21日、前日に発表した世界一律10%の関税を15%に引き上げると表明した。 トランプ氏が昨年導入した関税措置の大部分について、連邦最高裁が無効と判断したことを受けた動きだ。
トランプ氏はSNSへの投稿で、「米国大統領として、直ちに世界一律10%の関税を、完全に認められ、法的にも検証された15%水準に引き上げる。多くの国は長年にわたり米国を『食い物』にしてきたが、(私が登場するまで)報復することはなかった」と述べた。
20日に最高裁が判断を示してから数時間後、トランプ氏は外国製品に対する10%の世界一律関税を発動し、自身の貿易政策を維持する動きに出ていた。
トランプ氏は1974年の通商法122条に基づき新たな一律関税を適用している。122条は大統領に対し、議会の承認なしに150日間関税を課す権限を認めている。延長には議会の承認が必要だが、民主党や一部共和党議員はトランプ氏の貿易政策の一部に反対しており、承認は容易には得られない可能性がある。
ホワイトハウスのファクトシートによると、20日に発表された当初の10%関税は、米東部時間2月24日午前0時1分に発効する予定だった。同日夜には議会で一般教書演説を行う予定だ。21日の投稿では、15%関税の発効時期について詳細は示されていない。
ホワイトハウスおよび米通商代表部(USTR)にはコメントを求めて連絡を取ったが、これまで返答を得られていない。
原題:Trump Says He Will Increase Global Tariffs to 15% From 10% (1)(抜粋)
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