米OpenAIはインドのタタ・グループと、国内最大級となる可能性があるデータセンターインフラを含む人工知能(AI)テクノロジーで提携する。

1000億ドル(約15兆5000億円)超の資金調達を進めているOpenAIは、タタ・グループおよびITサービス子会社タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)と連携し、顧客企業の業務全体や自社業務へのAI導入を推進する。

提携合意の柱の一つとして、TCSが100メガワットのデータセンターを開発し、将来的に1ギガワットへ拡張する可能性がある。1ギガワット規模のデータセンターは通常、建設費が350億-500億ドルに上る。

AIサミット出席のためインドを訪れているOpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、アルファベットやアンソロピックといった競合に対抗し、AI分野で主導的地位の確立を目指し、米国内外でデータセンター建設を大規模に進めている。

生成AI「ChatGPT」を開発したOpenAIはインドで、特定の業界向けにエージェント型ソリューションを構築する取り組みでもTCSと協力する。こうしたAIサービスは一定の状況下で自律的に稼働でき、人による介入の必要性を抑えることが可能だ。

企業向けテクノロジーサービス大手のTCSは、OpenAI関連サービスの展開を世界的に強化する。両社はまた、インドの若年層に対するAIのトレーニングやリソース提供でも力を合わせる。

タタ・グループでは数千人規模の従業員が、ChatGPTのエンタープライズ版にアクセスできるようになる。

原題:OpenAI to Partner With Tata for AI Data Center Buildout in India(抜粋)

(提携の詳細を追加して更新します)

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