(ブルームバーグ):来週の円相場には上昇圧力がかかりそうだ。高市早苗首相が財政規律を堅持する姿勢を示していることや、通貨当局による介入警戒感から円買いが強まりやすい。
◎あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト
- 投機筋の円売りポジションの巻き戻し主導でドル・円は大きく下げたが、三村淳財務官がガードを下げていないと発言しており、円売りは強まらず、レンジを切り下げて推移しそうだ
- 1月下旬のレートチェック観測後に付けた152円10銭付近を抜けると150円台まで円が買われる可能性があるが、150円を割り込むような材料はない
- 予想レンジは1ドル=150-156円
◎三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジスト
- 責任ある積極財政で考えれば円安圧力が続きやすい一方、衆院での安定多数確保で高市政権の政策運営の自由度が増し、財政健全化もできるという安心感は円の支えになりそうだ
- ただ、レートチェック観測後の152円前半をドル・円が明確に下回って推移することは想定していない
- 米金融当局者の発言機会が多く、追加利下げの否定や政策金利維持の方向にバイアスがかかるとドル高要因になるだろう
- 予想レンジは1ドル=150-156円
主な予定
- 16日:2025年10-12月期の実質国内総生産(GDP)速報値
- 17日:片山さつき財務相、「Digital Space Conference 2026」であいさつ
- 18日:米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月27、28日開催分)
- 20日:1月の全国消費者物価指数(CPI)
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