(ブルームバーグ):米国とインドが貿易合意に達したと、トランプ米大統領が2日に発表した。インド製品に課してきた関税を大幅に引き下げる内容で、両国間の緊張緩和が期待される。
トランプ氏はインド製品に対する関税率を25%から18%に引き下げると表明。インドのモディ首相が電話会談で、ロシア産原油の購入停止に同意したことを受けた措置だと説明した。
事情に詳しい複数の当局者によれば、トランプ氏は、インドがロシア産原油を購入していることに伴い課していたインド製品への25%の追加関税も撤廃する。
トランプ氏によると、インドは「米国に対する関税と非関税障壁を引き下げ、ゼロにする方向で取り組む」ほか、「米国のエネルギーと技術、農産物、石炭など多くの製品5000億ドル(約77兆8000億円)相当余り」をインドが購入するとも説明した。
ソーシャルメディアへの投稿でトランプ氏は「モディ首相への友情と敬意、また首相の要請に基づき、米国とインドは貿易合意に達した。米国は即時発効で、上乗せ関税を25%から18%に引き下げる」と表明。「インドとの素晴らしい関係は今後さらに強固になるだろう」と述べた。
モディ氏も合意内容を確認し、「メード・イン・インディアの製品には、18%に引き下げられた関税が課せられる」とXに投稿した。
インド政府は関税率引き下げを求め、数カ月にわたって米政府と交渉を続けてきた。今回の合意はインドにとっては大きな安心材料となる。
インドの輸出全体の約5分の1は米国向けで、トランプ政権が課していた計50%の関税率は主要な貿易相手国の中で最も高かった。
原題:Trump, Modi Reach Trade Deal Slashing India Tariffs to 18%(抜粋)
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