(ブルームバーグ):米モルガン・スタンレーは、日本の現物の電力市場で取引を開始する準備を進めている。価格変動の大きい同市場で収益機会を狙う外資系金融機関などが増えている。
日本事業の持ち株会社であるモルガン・スタンレー・ホールディングスの田村アルベルト社長は先週のインタビューで、同事業の統括責任者など必要な人材を採用したと述べた。同社の広報担当者は詳細についてコメントを控えるとしている。
田村氏は電力市場への参入により、長期的には顧客に対して電力価格の変動に対するヘッジ手段を提供できるようになると話した。この取り組みは「今後の当社収益にとって安定した成長ドライバーになる」としている。
モルガン・スタンレーの広報担当者によれば、同社は2025年に国内の電力小売業者を買収し、事業者登録を完了した。電力先物市場では既に取引実績があるという。スポット電力取引を巡っては、ゴールドマン・サックス・グループが昨年、経済産業省からライセンスを取得した。
原題:Morgan Stanley Prepares to Enter Japan Spot Power Trading Market(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.