(ブルームバーグ):トランプ米大統領は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の後任人事について、候補者との面接を終了し、意中の人がいると語った。大統領専用機「エアフォースワン」で記者団に発言した。
トランプ大統領は「間もなく知らせることになるだろう。とても良いと考える意中の人がいるが、明かすつもりはない。非常に尊敬され、広く知られている人で、極めて良い仕事をすると思う」と述べた。
関係者によると、次期FRB議長候補は、米資産運用会社ブラックロックでグローバル債券の最高投資責任者(CIO)を務めるリック・リーダー氏とハセット国家経済会議(NEC)委員長、ウォラーFRB理事、ウォーシュ元FRB理事の4人に絞られた。
トランプ氏が16日、今の役職にあるハセット氏を失いたくないと話すまで、同氏が最有力候補と見なされていた。その後、リーダー氏の勢いが増していると事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。トランプ氏とリーダー氏との15日の面談は順調に進んだという。
トランプ大統領はスイス・ダボスで行われたCNBCとの21日のインタビューで、検討対象に残っている候補者の数について、「3人、いや2人に減ったと言ってよかろう。意中の人物が1人になった時点で恐らく話せるだろう」と曖昧なメッセージを発した。
次期FRB議長候補の選考プロセスを主導するベッセント財務長官は、最終リストに4人が残っており、トランプ氏が月末までに発表する可能性があるとしていた。
5月に任期が満了するパウエル議長は、利下げのスピードが遅過ぎるとして、トランプ氏から繰り返し厳しい批判にさらされた。
今年に入ると、FRB本部の改修工事に関する議会証言を巡り、司法省が刑事捜査を示唆する召喚状をパウエル議長に送ったことも明らかになった。パウエル氏は刑事捜査について、利下げが十分迅速に行われなかったことへの報復の口実だと主張している。
原題:Trump Says Fed Chair Interviews Are Done, Has Pick in Mind (1)(抜粋)
(トランプ氏の発言などを追加して更新します)
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