生命保険大手の日本生命は、来年度から平均7%程度の賃上げを検討していると明らかにしました。
賃上げの対象となるのは全国の営業職およそ5万人で、人件費の総額は100億円以上増える見通しです。
新規契約件数などに応じて支給される既存のインセンティブ報酬が来年4月から引き上げられるほか、7月からは今年新たに導入された顧客数や契約の継続率、苦情の少なさなどを3段階で評価する制度に基づいた昇給が行われるということです。
内勤職員およそ2万人についても賃上げする方向で検討していて、大幅な賃上げで人材の確保をはかる考えです。

「一律15%」から「上乗せ15%」へ修正も日本経済への影響に大きな違いなし