(ブルームバーグ):中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は30日、台湾の北と南の関連海域で海上目標への攻撃訓練や対空、対潜水艦作戦を含む軍事演習を実施していると発表した。
駆逐艦やフリゲート艦、戦闘機、爆撃機が識別・確認、警告・排除、模擬攻撃の科目に関する訓練を行う。 今回の演習では、海空の連携および一体的な封鎖・管制能力が検証される。
一方、台湾国防部(国防省)はX(旧ツイッター)で、30日午前6時(日本時間同7時)現在、台湾周辺で中国軍機130機と艦艇14隻、公船8隻が確認されたと投稿した。このうち軍機90機が台湾海峡の中間線を越え、台湾北部、中部、南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に進入した。
台湾側は状況を監視し、航空機や海軍艦艇、沿岸ミサイルシステムを運用して探知された活動に対応した。
原題:China Starts Second Day of Military Drills Near Taiwan、Taiwan Says 90 PLA Aircraft Crossed Strait Median, Entered ADIZ(抜粋)
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