(ブルームバーグ):米連邦最高裁は16日、バイエルの除草剤「ラウンドアップ」の発がん性を巡る数千件の訴訟を巡り、バイエルの申し立てを審理することに同意した。
ドイツのバイエルは、ミズーリ州陪審団が2023年、ラウンドアップを巡り同社のモンサント部門に対して125万ドル(現在のレートで約1億9800万円)の支払いを命じた評決を不服として、最高裁での審理を求めていた。同社は訴訟における一部の主張が連邦法により排除されると主張している。
バイエル幹部は、最高裁の判断が警告義務違反を含む数千件のラウンドアップ訴訟を退けることにつながると期待している。
ラウンドアップを巡る訴訟は、バイエルが米モンサントを660億ドルで買収し、一連の訴訟を引き継いで以降、同社を悩ませ続けてきた。これら訴訟は株価にも長期的な重荷となっている。同社は除草剤および有効成分グリホサートを巡る評決や和解で、既に100億ドル超を支払った。さらに訴訟への対応で60億ドルを引き当てている。
最高裁は、審理を今期に行うのか、それとも10月に始まる新期まで持ち越すのかを明らかにしなかった。今期であれば、4月に審理、7月に判断が示される可能性がある。
バイエルの株価は昨年、事業立て直しへの期待から倍近く上昇したが、モンサント買収前の水準を大きく下回ったままだ。米国預託証券(ADR)はこの日、6.4%高で終了した。
原題:Bayer Gets High Court Hearing in Challenge to Roundup Suits (1)(抜粋)
--取材協力:Greg Stohr、Sonja Wind、Catherine Larkin.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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