ミレニアム・マネジメントの共同最高投資責任者(CIO)だったボビー・ジェイン氏のマルチ戦略ヘッジファンドは、運用開始後初の通年取引となった2025年にプラス3.7%の運用成績を上げた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

詳細は非公開だとして関係者が匿名で語ったところでは、12月に1.5%のプラスリターンを確保したことで25年全体の運用成績が押し上げられたという。

一方、DEショー、エクソダスポイント・キャピタル・マネジメント、バリアズニー・アセット・マネジメントといった競合ファンドは、地政学的な混乱によって相場が大きく変動する中で、2桁のリターンを記録。トランプ米大統領が大幅な関税引き上げに加え、停止や免除、再交渉を繰り返しながら世界貿易の再構築を試みたことが、ヘッジファンドのトレーディングチームにとって格好の収益機会となった。

ジェイン氏率いるジェイン・グローバルは24年7月1日に取引を開始。設立時に集めた資金は53億ドル(約8300億円)に上った。従業員数は300人超で、同年のリターンはプラス0.5%だった。

暫定値に基づく各ヘッジファンドの25年のリターン(手数料控除後)は以下の通り。ファンドの担当者はいずれもコメントを控えた。

原題:Jain’s Multistrategy Hedge Fund Up 3.7% in First Full Year (2)(抜粋)

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