(ブルームバーグ):原油先物はアジア時間7日の取引で下落。ベネズエラが最大5000万バレルの原油を米国に引き渡し、市場価格で販売するとのトランプ米大統領の発言が意識された。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェストテキサス・インターミディエート(WTI)先物は1バレル=56ドル近辺まで下落。トランプ氏はSNSへの投稿で、「ベネズエラの暫定当局が3000万-5000万バレルの高品質な制裁対象石油を米国に引き渡すことになる」とした。
市場では、ベネズエラ情勢が同国の原油輸出やエネルギー産業に与える影響が引き続き意識されている。トラフィギュラ・グループなどの石油取引業者はベネズエラ産原油の購入再開に向けた対応について米政府と協議する見通しだ。トランプ氏は今後1週間以内に、ホワイトハウスでエネルギー業界幹部と会談する予定となっている。
一方、トランプ政権とウクライナ同盟国によるいわゆる「有志連合」会合が6日にパリで開かれ、ウクライナが長年求めてきた安全の保証措置へ向けて進展があった。いかなる形の和平合意も、ロシア産原油の輸出制限が緩和される道を開く可能性があり、すでに供給過剰の市場にさらに圧力を加えかねない。
原題:Oil Falls as Trump Says Venezuela to Give Up Some Crude to US(抜粋)
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