(ブルームバーグ):
6日の日本市場では、低金利環境に支えられた業績拡大への期待感がベネズエラ情勢を巡る懸念を上回り、リスク資産である株式が上昇する見通しだ。前日の米国長期金利が低下した流れから債券は反発が見込まれ、市場関係者の間では10年利付国債入札も波乱なく通過するとの見方が多い。
年明けの金融市場では、景気への楽観的な見方を背景に投資家がリスクを積極的に取る姿勢が目立ち、特に半導体関連銘柄の比重が高い韓国や台湾の株式が堅調だ。国内でもテクノロジー株のウエートが高い日経平均株価は押し上げられやすい環境となっている。
一方、金や銅など国際商品市況も大幅に上昇。ドルはベネズエラ情勢の緊迫にもかかわらず、上昇を維持することができずに反落しており、ドル資産の価値低下を補うため、防衛的に商品が買われている側面がある。円相場は対ドルで156円台半ばとやや強含みで推移、5日午後5時時点は156円99銭だった。
前日の米債券市場では、供給管理協会(ISM)製造業景況指数が約1年ぶりの低水準を付けたことで、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げへの期待から利回りは低下(価格は上昇)した。国内では10年債入札が実施されるが、日銀の追加利上げに対する根強い警戒感で年始から金利水準が高くなっているため、投資家からは一定の買いが入る可能性が高い。
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