25日朝の外国為替市場の円相場は対ドルで155円台後半で推移。米国の長期金利が低下し、ドルの重しとなっている。日本銀行の植田総裁がこの日の講演で利上げに前向きな発言をするかどうかが注目されている。

三井住友信託銀行ニューヨークグローバルマーケッツ部の山本威調査役は、「米国の7年債入札が堅調で長期金利が低下したことがドル・円の重しになった」と説明。日本の当局による介入も引き続き警戒されていると言う。米新規失業保険申請件数が減少したことへの反応は限定的だったとした。

24日の米10年国債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い4.13%程度で引けた。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下した。

日銀の植田総裁は25日、日本経済団体連合会審議員会で講演する。12月の金融政策決定会合の結果や総裁会見を受けて円が対ドルで一時157円台後半まで下落したことから、発言内容が注目されている。

三井住友信託銀行の山本氏は、「日銀決定会合からあまり日にちがたっておらず、目新しい話は出ないのではないか。ドル・円は足元で落ち着いてきており、強いタカ派的な発言にトーンを変えることもないとみている」と述べた。

 

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