米アップルは、写真・動画編集向けのアプリをまとめた新たな定額サービス「Creator Studio(クリエイタースタジオ)」を発表した。競争が激化する中で、同社の編集ソフトウエアに新たな勢いを与える狙いがある。

13日発表のこのアプリのコレクションには「Final Cut Pro」や「Logic Pro」、「Pixelmator Pro」などが含まれる。28日(日本では29日)から提供を開始し、月額12.99ドル(同1780円)、年間129ドル(同1万7800円)。1カ月間の無料トライアルも提供する。

アップルは定額サービスの拡大を進めており、Creator Studioが新たに加わった。同社サービス部門は引き続き最も急成長を遂げている分野で、2025年7-9月(第4四半期)の売上高は15%増の288億ドルだった。同部門にはアプリストア「App Store」やクラウド「iCloud」、エンターテインメント系定額サービス「Apple Music」「Apple TV」などの売上高が含まれる。

学生および教職員向けには、月額2.99ドル(日本では480円)または年間29.99ドル(同4800円)の割引プランもある。

アップルは、Mac向けに各アプリをApp Storeで1回限り購入できるようにする。一方で、iPadではFinal Cut ProとLogic ProはCreator Studioのバンドル契約でのみ利用可能となる。既存の各アプリ契約者は従来の価格で利用できるが、新規ユーザーはバンドル契約が必要となる。

同社は、Creator Studioに含まれる全ソフトウエアが最大6人の家族間で共有可能だと説明。これは、画像編集ソフト「フォトショップ」や動画編集用「プレミア」などを提供する米ソフトウエア大手アドビが採用していない柔軟性だ。

原題:Apple Bundles Creative Apps Into $13-a-Month Subscription (1)(抜粋)

--取材協力:Dana Wollman.

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